食をデザイン

自分で小麦粉を捏ねて、低温発酵で丸一日。

自宅のガス窯でパンを焼くようになって暫く経ちます。

小麦や副材料を揃え、手間暇かけて光熱費を余計に払うより、パン屋で買った方が安上がりなのでは?

と、自問自答しながら10年続いてます。

ご存知の通り、現在、食料価格がだいぶ高騰しています。これは決して一過性のものではなく、これから先ずっとこの傾向が続くと思われるのは、自然環境の悪化だけでなく、世界の政治・経済状態も同様だからです。

スピリチュアリストの江原啓之氏が述べている通り 厳しい現実のなかで私たちはどうしたら幸せになれるのかを江原さんに尋ねると、シンプルかつ現実的な答えが返ってきた。
「衣食住が足ることです。食糧難が深刻化すると述べましたが、農薬や添加物などが使われた食品が多く、自然で体に良い食品が身近に少ないことも食の危機です。そういう意味では豊かな食を守ることが重要です」
豊かとは高級という意味ではない。素朴でも安全で良質な食材を選び美味しく食べることだ。しかも開運につながると言う。「例えば家庭菜園で無農薬野菜を育てれば、栄養価が高い旬の野菜を安全に食べられます。健康にいいですし、葉も皮も捨てるところなく食べられて家計が助かる。私は畑で無農薬野菜を育てていますが、大根の葉っぱも刻んでおじゃこと合わせ、美味しくいただきます。食品が高騰しても、家に野菜があると思えば心丈夫です。これで健康運と金運がアップします。たくさん収穫できたらたくさん料理して、ご近所さんも呼んで一緒に食卓を囲みましょう。一緒に食べることでコミュニケーションが深まり、“つなぐ”と“憩う”も実践できます。誰だって嫌いな人との食事ほど苦痛なものはありませんよね。つまり誰かと一緒に食べるというのは幸せの現れなのです。これこそが豊かな食ではないでしょうか」

最近は業務用サイズの小麦粉で対応。米が高いのでパン食の機会が以前より増えたお蔭です。

夏場は虫が発生するので、玄米用の保冷庫で一緒に保管してリスクを軽減しています。保冷庫の電源はほぼ太陽光発電で賄います。

江原さんと同様、私も家庭菜園を楽しみながら、かれこれ10年続けています。それだけ経験を積んでも、満足ゆく野菜を育てるのは容易な事ではありません。雨が多いと腐敗するし、日照りが続くと枯れてしまい、更には微生物や動物による食害も多い。風が吹けば苗が倒れるし、モグラに根を切られて全滅なんて事もざらにあります。そうやって自分で作る無農薬・無化学肥料の野菜は、そうした苦労の当然の代価として天から与えられるご褒美です。たとえ半分を虫や鳥に食べられても、天にお返し出来たと思えば腹も立ちません。しかし無策という訳でじゃなく、しっかり防御策は講じていますよ。虫や動物との根競べ、知恵比べ(笑)。

旬の野菜はほぼ自給。

見た目が面白いでしょ。